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VATサブミッションについて

更新日:2023年7月17日



❶ VATサブミッションとは何?

ドバイではUAE国内の売上に対してはVAT5%を支払う必要があります。

一方で国外からの売上に対してはVATの支払いを行う必要はありません。

しかしFTA(ドバイの国税)からすると、どれが国内・国外の売上かなど分かるはずがありません。 その為「国外売上と申請した時のみ免除」というルールになっています。

そうです、これを行わないと国外からの売上でも5%のVATは原則かかります。 もちろん国内からの売上を上げてる方は5%となります。 それらの申請を3ヶ月ごとに行う事が「VATサブミッション」です。


これらを行わないが為に莫大な罰金が課せられることも多々あります。

 
❷経費については還付を申請

ドバイは法人税がないから別に経費という概念がないでしょ? そんなことはありません。例えばあなたが500,000AED を国内で売上たとすると 500,000 + 25,000 (5%VAT)で、525,000 AEDをお客様からいただきます。 しかし、もしあなたが経費で1,000,000AEDの何かを購入すると 1,000,000 + 50,000 (5%VAT) = 1,050,000 AEDを誰かに支払います。 そうです、このケースであれば25,000 AEDが消費税の還付として申請できます。 そこで気をつけなければいけないのは、この1,000,000 AEDを支払うときにTRN番号 が相手の請求書についているかです。(TAX INVOICE)でない場合この50,000 AED はVATとして換算されないので還付が受けられなくなります。詳しくは弊社に聞いてください。 弊社が会計書類を出す際に皆様の経費を確認しますが、この際に必ず弊社会計テンプレの オレンジ色の部分に必ず経費の詳細を記載していくようにしてください。


正直、そこらへんのお店でもらうレシートなどはドバイではTRN番号を記載していない (そもそも売上が少なく課税事業者ではない場合が多々)なので細かいものは管理しなくていいですが 銀行口座から支払うような経費は必ず請求書のTRN番号を確認し、それら請求書を記載してください。


 


❸ 申請に必要な銀行明細のご提示

やることはたったの2ステップ!


⑴ ドバイ側の銀行明細の取得方法はこちらのドライブにまとめておりますので、ご自身の法人口座の銀行をお選びの上ご確認ください。

※使用している銀行が無く、ダウンロード方法がわからない場合はお知らせください。




⑵ 対象月の銀行明細を取得したら、管理画面を開いて【 各種書類 】を押します。




⑶ ドライブの【 ★Bank Statements 】に対象月の法人銀行明細をアップロードして、完了です★!




※補足として、このBank Statementの中に〈2023年〉と年毎に分けたファイルであれば今後数年間使いやすいと思います。




VATサブミッションの遅れや申請漏れがある場合、罰金が発生するため早めの準備と正しい申請を行いましょう!




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